本日の収穫 など

一昨日、蝉に侵入されて懲りたので、昨夜はエアコンをつけて窓を閉めておくことにした。
おかげで、蝉の泣き声も少しボリュームダウンしたのはいいが、やはりエアコンは疲れる。

午後、久しぶりに青山ブックセンター本店に行ってみた。
ここは、わたしにとっては”だだっぴろい”という印象が強くて、もう一つ馴染めないのだが、渋谷や六本木に行くのはちょっとおっくうだったため。
以前、廊下を挟んで隣の区画にあったコピーセンターが、店の入り口に移動して来ていて、そのせいなのかどうかはわからないが、店内の売り場のレイアウトもかなり変わっていた。

まずは、新刊の平台からチェック開始。坪内さんの『後ろ向きで前へ進む』は、もうひとつ目立たない感じだ。隣に斉藤美奈子さんの新刊『文壇アイドル論』と岩波新書(新しくできたシリーズ。タイトル失念)が置かれている。ちょっと移動すると、堀江敏幸さんの『おぱらばん』や『熊の敷石』『いつか王子駅で』などが並んでいる。しかし、前から欲しいと思っている『郊外へ』が見当たらない。さらに移動。別のコーナーに堀江さんの
●『郊外へ』(白水Uブックス)を発見。
 エッセイの小径というシリーズの一冊なのだが、後書きを読むと、ここに出てくる「私」は堀江さん自身ではないという断り書きがある。

文庫のコーナーに移動して、以前から探している何冊かがないかを確認して行くが、残念ながら発見できず。その代わりに
滝田ゆう滝田ゆう落語劇場(全)』(ちくま文庫
 東京の下町の雰囲気を見事に再現する滝田ゆうさんと、落語という取り合わせは、読む前から期待がふくらむ。全部で38席が収録されている。まずは、先日志ん朝師匠のCDを買って聞いたばかりの「付き馬」から読もう。

さらに奥の人文書などが並んでいるコーナーへ。
植草甚一植草甚一の散歩誌』(晶文社
 坪内さんの『後ろ向きで前へ進む』を読んで、ますます読みたくなった本。植草さんの本は、だんだん新刊書店で入手するのは難しくなっているようなので、見かけた時に買っておかないと。

他に「東京人」のバックナンバー1冊、「論座」「諸君」の最新号も。

Jリーグは、Fマリノスアントラーズに破れ、ジュビロが優位に立った。
Fマリノスは逆に自力優勝はできないことに。ショック。