雑誌の最終号はおもしろい?!(2)

この号で『is』は終わることが決まっているので、特集のタイトルは「終わり方の研究」。そこで『太陽』、しかも博文館の『太陽』について書くというのは、坪内さんらしいと、一人で納得。『太陽』という雑誌について書かれたいくつかの記事を紹介しながら、雑誌の最終号というのが実は面白いのだ、と。確かに、『太陽』の最終号のラインナップを見ると、頷いてしまう。そして、ご自身がフリーの編集者としてかかわった、いくつかの雑誌の最終号も面白かったという。いつか、そのことを、どこかに書いていただきたいものだ。
ちなみに『is』最終号はというと、まだ他の方のお書きになったものは読んでいないので、本当のところなんとも言えないが、少なくとも目次を眺めるかぎり、結構面白そうだ。
それにしても、こんな贅沢な執筆陣と上質な紙を使いカラーページもふんだんにある雑誌が、たった762円(+税)とは。