新刊で古本三昧

朝はいい天気だったが、午後になるとだんだん雲が出て来て、風も冷たい。
どうやら、木枯らし1号だったらしい。

午後、青山のリブロへ。「SUMUSが選ぶ文庫・新書100册」のコーナーをまずチェック。品薄だと聞いていた野見山暁治さんの『四百字のデッサン』(河出文庫)がまだあったので、これを平台から拾う。その他、岡崎武志さんの『文庫本雑学ノート 二冊目』(ダイヤモンド社)、『古本めぐりはやめられない』(東京書籍)も。
雑誌の棚や「本の本」関連の棚、文庫の棚をめぐるが、それほど強く「欲しい!」と思える本はない。

無印良品、ピーコックと、リブロに行った時のお決まりコースをたどって、自転車で帰ってくる途中、のどが乾いたので、ドトールに寄って、コーヒーを飲みながらひと休み。さっそく、リブロで買って来た本を取り出し、目次に目を通す。
岡崎さんの『古本めぐりはやめられない』を、少し読みはじめる。

帰宅後、続きを読む。
夕食をはさみ、結局、岡崎さんの本2冊を読了。
特に、『文庫本雑学ノート 二冊目』は、昨日買ったばかりの、谷崎潤一郎『人魚の嘆き/魔術師』(中公文庫)のことが書かれていて、「いい本を買ったなー」とハッピーな気分に。
夜、NHK BS2で再放送された「週刊ブックレビュー」をビデオで録ってあったのをチェック。岡崎さんと北尾トロさんが登場。特集コーナーというが、あまりに短くて残念。NHKさん、このネタおもしろいのだから、ETVスペシャルあたりで、特集してくれませんかね?

新刊本屋で本を買ったわりに、古本三昧となった一日。なんだか不思議だ。