ユーズド・ストアーの怪

今日は、某MLのオーストラリアに留学中のメンバーが一時帰国しているのを口実に、飲み会だった。
これで、このMLのメンバーとはほぼ全員の方とお目にかかることができたということになる。残るは、ドイツ在住の女性と盛岡在住の女性のみ。
仕事の内容は、人それぞれなのだが、”本が好き”という一点でつながっている感じだ。好きなジャンルも人それぞれでありながら、なんだかメールのやり取りやこうした飲み会で会うと、和気藹々と盛り上がれるというのも、貴重な繋がりだ。

ところで、最近、Amazon.comに「ユーズド・ストア」なるものがオープンした。要するに、手元にある不要な本・CD・DVD・VTRなどが出品でき、出品者が設定した価格で欲しい人は購入できるというもの。その”場”と送料の立替をAmazon.comが提供するという仕掛けのようだ。
検索やお薦めで出てくるページに、ユーズド・ストアに出品された本やソフトだと、値段表示と、”詳しく見る”的なリンクがついていて、そこへ飛ぶようにもなっている。
ザっと見たところ、オンライン古書店からの出品かな?と思われる、同じ出品者の名前が多くならんでいるが、わたしが普段利用しているオンラインの古本屋さんに比べると、状態の表示などが統一されていないのと、代金のやり取りと商品の発送が当事者同士で行うことになっているため、送料が同じ出品者から購入しない限り、たとえ280円の本でも340円かかってしまうという点、さらに珍しい本よりも新刊書店の棚でまだまだ十分にみつけられそうな本だという点などを考えると、果たして、どのくらいの利用者がいるものなのだろう?と思わざるをえない。

Amazon.comの狙いがどこにあるのか?
今後の「ユーズド・ストアー」の動向に注目してみたい。