週末の夜に”本”談義

今日も快晴。それにしても寒い。

昨日、いつもの本屋で「週刊文春」の「文庫本を狙え」をチェックしたら、『カメレオンのための音楽』(ハヤカワ文庫epi)が取り上げられていたので、「やっぱりね・・・」とちょっとほくそ笑んでしまった。
多少なりとも、坪内道の傾向と対策がわかるようになってきたということかしら?と。

夜は『半落ち』をネタにKさんと鍋でも、ということに。師走の金曜の夜ということで、いつも空いているというKさんお気に入りの店も、盛況だった。
例によって、本の話題がてんこ盛り。
本の雑誌」のベスト10と、「このミス」のベスト10に入った作品を、お互いあまり読んでいないということで、盛り上がる?
わたしはここ数年、新刊の小説は日本・海外問わずあまり読んでいないので、当然のことながら、小説メインで読んでいるKさんも、このベスト10に入っている作品をあまり読んでいないというのは、ちょっと意外。
お互い、「このミス」系のベスト10は趣味が合わないというので、「本の雑誌」の増刊「おすすめ文庫王国」に期待しようというところで、意見が一致する。
ちなみに、Kさんはお昼時になると、定期券を活用?して、本を読むために電車に乗ることもあるという、筋金入りの活字中毒者でありながら、電車の中では雑誌と文庫本しか読まないというKさんは、逆に週末の自宅読書は、もっぱら単行本だそう。

その後、映画の話になり、わたしがまだ見ていないチャン・イーモウの『あの子を探して』を、強力にプッシュされる。近頃、本を読む時間を確保するために、あまり映画を見ていないので、年末年始の休み中に、これは見ることにしようと思う。

帰宅後、今日は本を読むのはやめて、先日借りて来た「ER VII」の4巻と5巻を見ることにした。翌日寝坊しても大丈夫な週末でないと、「ER」を見始めるとまずいことになるから。
1本でやめておこうと思っていても、手もとに2本あれば2本、3本あれば3本、見てしまうのだ。