新刊ゲット

世の中はクリスマス・イヴだが、キリスト教徒ではないわたしは、普段どおりの一日。
しいていえば、職場で差し入れのケーキのお裾分けをいただいたくらいか?

帰りにいつもの本屋に立ち寄り、先週土曜日に銀座のくまざわ書店でめぼしをつけていた、新潮文庫の新刊をゲット。
そういえば、ローレンス・ブロックの『泥棒は選べない』(ハヤカワ文庫)は、くまざわ書店で無事入手できた。なぜか見掛けないのが、萩原浩さんの『母恋い旅烏』(小学館文庫)。「本の雑誌」で、北上次郎さんがあんなに絶賛しておられるのに。「どうしたんだ、小学館文庫!?」という感じ。

ところで、本日入手した新潮文庫は、
小林信彦さんの『コラムは惑う』と、鈴木伸子さんの『東京情報』の2冊。
鈴木伸子さんは、「東京人」の副編集長さんということで、東京のディープな情報がありそうな匂いがする。
小林さんの方は、本とエンタテインメントに関するコラムを集めたもの。
小林さんといえば、そろそろ名著『おかしな男 渥美清』が、そろそろ文庫になるのではないかと、期待しているのだが・・・。

こういう本って、文庫になるのがわかっているから、刊行から2年くらいたつと、よほどの必要に迫られるか、衝動にかられない限り、文庫化を待ってしまうのは、わたしがセコいせいだろうか?
嵐山光三郎さんの『文人悪食』や『追悼の達人』などは、その伝で文庫化を待って手に入れたが、未だ読むにはいたっていない。

もう一冊、かねたくさんのHPを拝見して、吉田弘美さんの『a piece of cake』(筑摩書房)を買ってしまった。
ちなみに、あいかわらず『魍魎の匣』読書中。面白いのだが、1000ページはなかなか読み終えられない。