横山秀夫さんからは当分、目が離せない

気予報どおり、快晴で暖かな一日。

帰りにいつもの本屋を見回る。まだ横山秀夫さんの『第三の時効』(集英社)は、入荷していない。例の如く店内を一周。
気になる新刊も何点かあるのだが、このところ”買い過ぎ”の傾向があるので、グっと我慢。

このところの”地下鉄の友”は、小林信彦さんの『コラムは歌う』(ちくま文庫)。1977年〜1981年のエンターテインメント評判記ということで、映画を中心に、演劇や音楽も取り上げられている。
文庫版で、一つの項目が3ページほどと、短い乗車時間できりのいいところまで読めるのが、選んだ理由のひとつだ。
このコラム集を読みながら、小林旭さんの主演作や「ザッツ・エンタテイメント2」など、これまで見落として来た作品を観てみたくなった。

帰宅後、あとわずかになってしまった『第三の時効』の残りを読む。
謎解きの面白さもさることながら、横山さんが描く人間模様に引っ張られて、あっという間に読了してしまいそうだ。
今年はあと6冊、横山さんの新刊が出るということだから当分、目が離せない。