ランチで密会?

今日も快晴。朝は寒かったが、昼頃はかなり暖かになっていた。
某MLの友・Aさんとランチで密会? 最近、転職されたばかりで、一度お昼でもと云っていたのが、やっと実現。最近、Aさんが打ち合わせで使ったばかりという和食ビストロで待ち合わせ。こんなところに、こんなお店があったんだ・・・というくらい、看板もないし、入り口もわかりにくいのだが、お料理はなかなか美味。雰囲気もいいし。
仕事の近況など、いろいろと話す。

一旦仕事に戻り、銀行に行く用事があったのを思い出し、ついでにいつもの本屋さんを見回る。
四方田犬彦さんの『大好きな韓国』(ポプラ社)は、ここで買おうととってあったので、探してみるが、見つけられない。
新刊の棚と平台になければ、ここだろう、と当たりをつけた棚にもない。
そこで、レジにいた店長さんに聞くと「あーそれでしたら」と言いながら、さっきまでわたしが見ていた棚の中から抜いて手渡してくれる。
「あれ、見つけられませんでした」と、照れ笑いでごまかす。
さらに、今月はまだ買っていなかった『内田百間集成5 大貧帳』(ちくま文庫)も棚から抜く。

目下の”地下鉄の友”は、小林信彦さんの『コラムにご用心 エンタテインメント評判記1989ー1992』(ちくま文庫)。
先日読み終えた『コラムは踊る』が1977年から81年のコラムを集めたものなので、10年近く後の分ということになる。
地下鉄の駅2つ乗るあいだに、コラムが2つから3つ、ちょうどキリよく読める。

さすがにこのあたりの時代になると、テレビ番組も映画も、実際に見ているものが多くなる。特に印象的なのは、小林さんがとんねるずを高く評価していらっしゃること。
確かに当時はとんねるずの番組は、それなりに見ていたような気がする。
今でも、”食わず嫌い王選手権”は、家にいれば見ている。(たいていご飯の支度をしながらか、食べながらだが)
渡る世間は鬼ばかり」はどうも気分ではない。

家で読んでいるのは、小林さんの『地獄の読書録』(ちくま文庫)と、京極夏彦さんの『狂骨の夢』(講談社文庫)。