ヒッチコックの「裏窓」を見る

今日も快晴だが、相変わらず冷え込みは厳しい。
週末に向かって、またまた天気は下り坂という予報だ。
いつになったら、本当に暖かくなることやら。

ツタヤで借りた「裏窓」を見る。ヒッチコックの作品は、ずいぶん以前、まだ銀座文化があった頃、「北北西に進路をとれ」や「鳥」を見たことがあった。
「裏窓」は、これらの作品とは違って、舞台の芝居を見ているような、ほとんど1シチュエーションの中で、進行する。しかし、その限られた設定のなかに、スリルとサスペンスが満ちている。
グレース・ケリーの美しさが余すところ無く発揮されていて、しかも単なる上流階級の深窓の令嬢ではなく、働く女性であり行動的であるという役柄が、彼女の魅力とぴったり合っている。
こういう映画を見るのも、楽しいなと思った。

これも、小林信彦さんのおかげか。