銀座から築地へ雨中散歩(1)

曇天のち雨。仕事は休みで、のんきな休日を過ごす。「笑っていいとも」を見たのは、何年ぶりだろう?
本来は、今日こそ洗濯をしたかったのだが、天気がよくないので中止。

3時過ぎに家を出て、銀座経由で築地へ。今日は、藤原さんお勧めの立川談春さんの独演会なのだ。そもそも仕事を休みにしたのも、この会を聞くため。
銀座に出たのは、教文館と奥村書店に寄るため。天気がよければ、もう少し早く家を出て、本日オープンのヒルズ六本木にも行ってみようと思っていたのだが、今日のところは取り止め。

教文館は、銀座が縄張り?だった頃は、規模はそれほど大きくないものの、結構好きな本が見つかるので、よく利用していた。最近、歌舞伎見物が復活するまでは、銀座に行っても、もっぱら数寄屋橋あたりから有楽町方面に行ってしまうので、とんとご無沙汰していた本屋さんだ。近藤書店亡きあと、ここにはぜひ、頑張っていただきたい、なんて言うからには、利用しなければ。
「演劇界」6月号がないか、1階の雑誌売り場を覗いたのち、2階へ。階段を上がったところに、前から銀座コーナーがあったのだが、その隣に歌舞伎コーナーが出来ていた。こじんまりとした棚ながら、演劇界のバックナンバーがかなり充実している。書籍の方は、もう一つか。
出た時から気にはなっていたものの、もう一つ食指が伸びなかった<b><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140880341/qid%3D1051766514/250-6280686-2859416>『歌舞伎修業 片岡愛之助の青春』</a></b>(生活人新書)を棚から抜いて、中をチェックしてみる。先日、歌舞伎座夜の部の「二人夕霧」で、秀太郎さんの味わいに目覚めて、その息子さんである愛之助さんにも興味が出て来たということもある。拾い読みをすると、どうやら愛之助さんは部屋子から養子になった人らしい。小学生で入門、という文字に引き寄せられて、購入することに。