目が離せない四天王

朝から快晴。今日は休日出勤扱いなので、ちょっと遅めに家を出る。昼ご飯は珍しく、外食。じゃんがらラーメンに初挑戦。思ったほど、量がなくて替え玉までしたら、あとからかなり利いて来た(スープは残しましたよ、もちろん)。

帰りにいつもの本屋を見回り。福田和也さんの新刊<b><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334973892/qid%3D1051766304/250-6280686-2859416>『俗ニ生キ 俗ニ死スベシ 俗生歳時記』</a></b>(筑摩書房)を発見。文芸評論系の内容なので、迷わず購入。このところ、鹿島茂さん・福田和也さん・坪内祐三さんは、新刊ラッシュで、読むのも追い付かないし、財布も厳しいし、嬉しい悲鳴だ。

<b><a href=http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569616763/qid%3D1051766425/250-6280686-2859416>『ひと月に百冊読み、三百枚書く私の方法』</a></b>で、福田和也さんが、「いま、月産100枚以上の評論家は、自分の他には鹿島さんと坪内さんくらいじゃないか?」という意味のことを書いておられた。このところの新刊ラッシュや、雑誌連載や単発記事の多さを見ていると、まさにその通りだと実感する。しかも、このお三方ともに、興味の幅が広くてかつ深いし、よく本を読んでいらっしゃることは、その著作を読めばすぐに伝わってくる。
そして、このお三方の本を読むと、そこで論じられていたり引用されている本が読みたくなるので、またまた積ん読本とその候補が増えてしまう。
しかも、お三方の守備範囲が微妙にズレているのだが、それぞれに面白く、ついて行くのは至難の業だ。
ここに、小林信彦さんが加わって、わたしが目下、目が離せない四天王ということになる。ああ、小林信彦さんの新刊も出たんだよな・・・。