東郷神社能美の市

7時前に起きる予定が、8時過ぎだったが、天気がいいので東郷神社の骨董市へ。
先月は、グズグズしているうちに昼過ぎになってしまい、もう店じまいの準備が始まっているところだった。こんなにたくさんのお店が出ているとは知らなかったので、びっくり。
やはり、アンティークきものブームのためか、きものを扱っているところが多い。朱色の地に漆で花(種類は不明なので、袷の時期ならいつでもOKか?)を染めた袋帯が2000円。最初にお店の人と話していた母娘が結局買わずに行ったので、わたしがいただく。きのう、ギャラリー川野さんで買った黒地の紬っぽいきものに合うのでは?
ずーっと奥の方に行く。途中で、何度もさっきの母娘に遭遇。娘さんが、ローズピンクっぽい素敵な紬を薦められていたら「わたしは、紬は着ないから」とか「柔らかものしかきないからねえ」などと、さも知ってる風に言うわりには、質問がとんちんかんで、ちょっと不思議な感じだった。
そこのお店で、袷の刺繍のすごーくかわいい刺繍の帯と、生成り色に薄い朱色系で柄が織り出された紬を見つけると、お店のお姉さんが「その帯、かわいいでしょ。わたしもそれは好きだわ」とおっしゃる。状態もいいので、お値段を聞いてみると、帯が4000円、きものは8000円とのこと。紬も裏に1箇所だけスナップの錆がシミになったかな?という汚れがあるけれど、適度に柔らかくなっていて、いい感じ。今日の予算は残りあと1万円以内なので、帯を買うと2000円オーバーなので、「8000円ですか。やはりそのくらいのお値段しちゃいますよね。予算オーバーだから、帯だけください」と言ったら「じゃあ、勉強しますよ。両方で1万円でどうですか?」と言われて、結局両方ご購入。これで、今月も豆千代はあきらめることになったけど、まあ、気に入った買い物ができたので、良しとしましょう。