『芸の世界 百話』

宇野信夫さんの本を久しぶりで読んでいる。第一期マイ歌舞伎ブームの時以来だから、結構な時間が経ったということ。六代目のこと、志ん生のこと、吉住慈恭のこと、圓朝のこと、などなど、好きな人・気になる人のことがたくさん出て来て、嬉しい。
あー、慈恭さんの「綱館之段」が聞きたい!
『明治の文学 三遊亭圓朝』も買わねば!
そんな物欲がふつふつと湧いて来る。

子の年の子の日のいのち春寒く
   宇野信夫『芸の世界 百話』「吉住慈恭(二)」P.115