東京ランダムウォークにて

リブロに「東京かわら版」12月号が並んでいないかチェックするために、いつもと違う駅に向かう。ちょうどその道すがらにランダムウォークがあるわけで、これから本屋へ行こうというのに、別の本屋に立ち寄ってしまう、ある意味矛盾は、わたしには無いのだ。なぜなら、最近、リブロが使えない本屋に変身しつつあるからなのだ。
岩波文庫ちくま文庫の在庫を大幅に減らしてしまったし、その他の文庫もちょっと在庫を減らしているんじゃないか?という気配が見え見えで、新刊の単行本のラインナップもいわゆる”売れ筋”ばかりだし。
どうせ、ちくま文庫岩波文庫の在庫が少ないのなら、がんばっているランダムウォークで買おうと思ってしまう今日この頃なのだ。
で、昨日聞いた「中村仲族」がきになって、ちくま文庫の棚から
林家正蔵桂三木助古典落語 正蔵三木助集』(ちくま文庫*1
ぐるっと回ってから、文芸書コーナーに行くと、オオ!の
植草甚一植草甚一コラージュ日記2 ニューヨーク1974』(晶文社*2
が並んでいたので、これもすかさず。
で、地下鉄に乗ってリブロへ行ってみたけれど、「東京かわら版」は11月号しかなかった。週末に寄席で手に入れる方が早そうだ。

*1:正蔵三木助集』ISBN:4480024433

*2:植草甚一コラージュ日記2』ISBN:4582831877