銀座→上野

歌舞伎座12月の切符引き取り期限が迫ってきたので、上野に行く前に銀座で途中下車。今日は舞台稽古なので、歌舞伎座周辺は静かだ。切符を引き取ってみたら、自分で取ったくせに、大いなる勘違いをしていたことに気づく。
なんだ、市馬さんの会、夜の部だけなら、行けるじゃない! ただ「文七元結」は談春さんのでかなり満足しちゃったからな・・・。
大野屋で別珍の足袋を買って、久々にくのやをのぞいて、はたと気づくと5時。大変だーと思いつつ、空腹に勝てず、不思議な喫茶店にてカボチャのタルトとアイスティーをささっといただく。
地下鉄で上野まで。上野で降りたのは何年ぶりだろう? 精養軒の場所もなんとなくしか覚えていなくて、ちょっと道に迷う。屋台のおじさんに尋ねたら丁寧に教えてくださった。ありがとうございました。
開演5分前に精養軒の入り口に到着。滑り込みセーフ。受付の順番を待ちながら、ふと横を見たら、なんと三太樓さんが立っていらした。そして、受付の隅っこに、鈴本の支配人さんが憔悴したお顔でたたずんでいらしたので、ちょこっとご挨拶して、お見舞いを申し上げる。多分、わたしが誰かは認識していらっしゃらないとは思ったが、見覚えある顔だという程度の反応はあったので・・・。