滑り込んでみたら

会場は予想通り、舞台付きのバンケット・ルームだった。ラッキーなことにわたしの前2列くらいちょうど空席になっていたので、高座はなんとか見通せる。
その前に、席を探そうと一歩中に入ったら、権太樓さまが高座にあがっていらして、なんだかわからないうちに「黙祷!」の声に反応。
終わってから、落語協会の半纏を着たお姉さんに番号を見せて、席を探していただく。そうこうするうちに、権太樓さまの挨拶が終わり、なんとご自身で座布団を返す姿に、場内から暖かい笑いと拍手が沸く。
さん太さんの噺の最中に、寛永寺の鐘の音が・・・。
仲入りには、義援金の募金箱を三太樓さんをはじめとするお弟子さんたちが持って、呼びかけ。わたしにとって、鈴本は初めて生の落語を聞いた寄席だし、仕事がらみでお世話にもなっているので、ほんの少しだけれど三太樓さんが持っていらした募金箱に。
「Notes about WA」