KuuKuuにて

結構広いお店で、しかし、高座が異常に高くて狭いので、これで大丈夫だろうか?とちょっと不安になる。何しろ、9月のこともあるので・・・。談春さんは、4時過ぎに到着。照明が落ちていたので、黒っぽいお洋服ということしかわからなかった。
最初に、長唄の演奏。1曲目は「都風流」。二挺一枚で、唄は女性だったが、渋いいい声だなーと。しかも、大好きな「都風流」だし。続いて、お囃子が加わり、合方集。こんなに間近で長唄を聞くのは、お稽古をやめて以来だから・・・。
生出囃子で、談春さん登場。さすがに高座を見て、びっくりしたご様子。しかも、たよりなさそうな梯子しか、足場がないし。昇太さんも、ここで会をやったはずだけど、昇太さんだと、動きが大きいので、落っこちちゃうのでは? という感じ。
長講だったので、下りる時の方が心配だったら、ご本人もあのことを思い出したようで、時間をとってから下りる。
この後、お食事タイム。ワンプレートにいろいろと盛りつけられたお料理と鶏もも肉入りのスープ。
スープを食べ始めてちょっとしたら、高座の高さを低めに直していた。「そうそう、そのぐらいでいいじゃない」ということで、再び談春さん登場。
「何かご質問はありますか?」といきなり言われてもねぇ・・・。
途中、一緒に行ったIさんの隣に座っていた女性が、結構きわどい感じ。
それでもなんとか、和やかに談春さんタイムは終了して、再び長唄の皆様登場。唄の女性は、なんと東音会の福田克也さんのお嬢さんだった。そういえば、よく似た殿方が客席にいらっしゃるなとは思ったのだが・・・。
今度は、「吉原雀」。これまた大好きな曲で、2/3くらいはわたしも歌詞もメロディーも覚えている名曲。
最後にオーナーがご挨拶を終えたところ、絶妙のタイミングで談春さんが登場して「お手を拝借!」と音頭をとって、三本締め。さすが噺家さん!
「Notes about WA」