な、な、なんなんだ〜!?

アンデルセンで朝食を買って、地下鉄の表参道駅に向かおうと、階段を下りて行くと、ものものしい出で立ちの男性2名。防弾チョッキと防弾マスクを身につけて、立っている後ろの壁には盾が立てかけてあるし、独りは木刀みたいなものを手にしている。
このところ、特別警戒中ということで、駅のあちこちで警備中の警察官や駅員さんを見かけるけれど、こんなものものしい人たちは見たことないぞ〜!
で、ホームに下りて行くと、家が隣組の上司が・・・。声をかけると「おい、渋谷で何かあったのか?」と聞かれたので、わたしも今見て来た光景を説明すると「それは、暴力団が拳銃を撃ったとか、そういう事件かもしれないな。だけど、
渋谷駅のあんなところで、発砲するかなぁ?」と。で、職場に着いて若者にその上司が「おい、渋谷で何があったか調べろ〜!各局のカメラが来てたぞ」と言うやいなや、既に出勤していた別の部署の男性が「東京メトロの駅員が、駅の中で拳銃で撃たれたんだって」と即答。
千代田線の駅にはものものしい人はいなかったから、きっと半蔵門線で逃走したのかもね、ということになった。
表参道から一緒だった上司は「ああいう光景を見ると、地下鉄サリンの時のことを思い出すんだよな。当時の部下たちが、みんな無事か確認をとっていたら、一人だけ来てないし、連絡もとれなくてさぁ。結局、そいつは寝坊だったんだけど、あの時のヒヤ〜っとした感覚は、忘れられないんだよ」と言っていた。
それにしても、朝のラッシュ時間帯に拳銃で発砲するっていうのは、なんなんだろう?