小澤實氏の「万太郎の一句」

「としよりの日」といふものあるよし
いくつよりとしよりならむカンナ燃ゆ     『春燈』所収

今は、”敬老の日”で落ち着いたけれど、もとは昭和29年に設けられた「としよりの日」(すんごく直裁なネーミングだなぁ)。これにはさすがに異論がでて「老人の日」となり、「敬老の日」になったそうで・・・。なんでこの時期なんだ?というと、聖徳太子が老人や病人を収容する施設を作った日にちなんだからだそうで*1
ちょっとオイオイな感じで決まっちゃった祝日なんだ。もっとも、だからハッピーマンデー導入に伴って、簡単に9月の第3月曜日に変えられちゃったってことでしょうか?

*1:「小澤實氏の『万太郎の一句』9月20日の評釈部分より http://www.ifnet.or.jp/~fragie/ozawa.html