いろいろと

以前、長唄のお稽古に通っていたときは、歌舞伎を見たり歌舞伎の資料を読んだりしていたし、もともと聞くのは好きだった長唄だけに、なんとなく知っているということもあって、その曲の歌詞についてとか、背景についてなんていうことは、あまり気にしていなかった。
今は、これまであまりなじみがなかった、端唄をお稽古していて、曲が短いこともあり、その曲の歌詞の前提になっていること、背景について、きちんと知らないなぁということがあったりするので、その辺もちゃんと自分なりに調べてみようと思っている。
たとえば、「お伊勢まいり」は義太夫の『桂川』のお半・長右衛門のストーリーと関係あるというのは、歌詞を見ればわかるけれど、「お伊勢まいりの 石部の茶屋で あったとさ かわいい長右衛門さんの(で) いわた帯締めたとさ」というのが、『桂川』のどの辺を歌っているのか、なんていうことまでは知らない。直接関係があるわけじゃないけれど、石部というのはどこにあって、どんなところなんだろう?なんていうことにも、興味が湧いて来たり。
もともと、調べものは嫌いじゃないので、せっかくだから、そういうことも知っておけば、これから歌舞伎や文楽を見たり、落語を聞いたりするときにも、より楽しめるかな?などと思う、今日この頃。でも、なかなか時間が取れないんだけど・・・。ここに書いておけば、自分へのプレッシャーになって、やるでしょう、きっと(笑)。