初笑い

体調もだいぶ良くなったので、初詣がてら浅草へ。浅草駅はきっとすごいことになっているだろうと、田原町で下りて、毎度のコースを歩いて、仲見世の方へ戻る。途中、えりの高砂で買い物をしたり(アーア、今年も物欲に負けそうです)、みかどがいつから営業かを確認したり、仲見世に近づいて行くと、なんと仲見世はギッシリ人の列! 夕方だから、もうそろそろ浅草寺も空いているだろうなんて思ったのが、甘かった。じゃぁ、浅草神社にお詣りしようと思ったら、こちらも参道に行列。
仕方ないので、とりあえず演芸ホールへ。
ちょうど扇橋師匠が上がっていらして、もうちょっと早く来れば良かった! 1Fはほぼ満員だったけれど、運良く、仲入りで端の席が空いた。去年は、暮れに某協会理事から「お正月の初席は、顔見世だから、落語をじっくり聞きたかったら、二之席以降にいらした方がいいですよ」と伺ったので、初席にでかけたのは初めて。聞きしに勝る過密スケジュールで、次から次へと芸人さんが登場する。
そんな中でもやっぱり、権太楼さまと小三治さんはネタをかけたわけでもないのに、強いアウラがあって、さすが!という感じ。
おまけに、代演で師匠が登場して「勧進帳」を聞くことも出来て、ラッキーでした。
鈴本の、なんとなく取り澄ました空間より、浅草の活気のある雑駁な雰囲気の方が、正月気分には合いそうだと思って浅草に行ったのは、正解だったかも。
さん喬さんまで聞いて、浅草寺リベンジのため途中退場。