インターネットっていうのは、まさに”電網”

今までにも、いろんな人とネットで出会った。リアルでもおつきあいいただいている方、ネットの上だけだけれどとても親しい(と勝手に思っている)方、そのおつきあいの有り様はそれぞれなんだけれど。
今日も、ちょっと出遅れた感はあるけれど、わたしがちょっと書いたことで、晩鮭亭さん(id:vanjacketei)とセドローさん(古書現世の若旦那・向井透史氏)が、古書目録というリアルなものを間に挟んでつながったことを目撃?できて、ネットの面白さに、改めて思った。
もともと、晩鮭亭さんはセドローさんの書くものの熱心な読者でいらしたようで、セドローさんも晩鮭亭さん(はてなのidとタイトルの読みを、こう書いていて納得。遅いよ>自分)の日記を読んでいらっしゃるのは、セドローさんの日記で知っていたのだけれど。
で、わたしとセドローさんの接点を作ってくれたのは、南陀楼綾繁さん(id:kawasusu)で、南陀楼さんの日記を読んでいて、セドローさんの日記を知った。で、南陀楼さんとわたしの接点を作ってくれたのが、かねたくさん(id:kanetaku)。そのかねたくさんとわたしの接点を作ってくれたのが、坪内祐三さん。坪内さんについて書かれているサイトを検索していて、かねたくさんのHPを見つけたのだった。
かねたくさんのところで、歌人笑芸にお詳しい藤原龍一郎さん*1と知り合って、落語に目覚め(といっても、同じ空間に身をおいたことは何度もあるのに、ご挨拶をしたことすらない)、立川談春さんという大好きな噺家さんに出会い、寄席にも通い、現在はわたしの三味線の師匠である柳家紫文師と知り合い(これまたネットのおかげ)、三味線のお稽古を再開することになった。
まさに”網の目”のように、同じような、でも個性的な人々と、時に太く時に細くと違いはあれど、つながっているんだなぁ・・・。
他にも「ネットで拙い文章を書いていなかったら知り合うことはなかっただろうな」といういろんな方々と出会うことができたし、これからもそうありたいと思う。

*1:「電脳日記・夢見る頃を過ぎても」http://www.sweetswan.com/19XX/