『下山事件』
このところ、軽い時代小説などばかり読んでいたので、こういう骨のあるノンフィクションはなかなか読み進まないのだけれど、非常に面白い。
松本清張の『日本の黒い霧』はかなり以前に読んでいるのだけれど、内容がすっかり忘却の彼方に去っているので、森さんが調べたことに、いちいち驚いている感じ。
これは、映像化するのは難しいだろうな、と読み始めたときから思っていたけれど、案の定、テレビ局に企画を持ち込んだものの、色よい返事はもらえなかったという記述が出て来た。
活字と違って、テレビは目に見える形で視聴者に提示しなければならないし、どうしても視聴率というオバケに左右されてしまうからなぁ・・・。
まだまだ、1/3くらいしか読んでいないけれど、ノンフィクションドラマみたいな形での映像化なら、アリなんじゃないか?と思うのだけれど、読み終えた時に、どう感じるだろう?
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