ひさびさのABC六本木店。

外仕事を終えてデスクに戻ったら、すでに7時過ぎ。それから、やり残した仕事を片付けたりしているうちに、9時半。職場ではYb-G戦に突っ込みをいれながら、みんな残業中。それにしても、今年もGはダメだね。歯車がまったく噛み合っていない感じ。これで、日本球界一の年棒を誇っているとは・・・。
グズグズしていたら、ほとんど10時近くなっていて、それなら久々にABC六本木店に行ってみるか!と思い立ち、獅子丸くんで六本木に向かう。防衛庁跡地は、工事がたけなわなれど、桜はしっかり残っている。
おそらく4ヶ月ぶりくらいのABC。棚の配置がまたちょっと変わっている。せっかく来たのだから、ここでしか見かけない本を買おうと思い、棚を見て行く。文庫と、文藝書コーナーから合計3冊。ついでに、「ちくま」の最新号もいただく。で、本日の特筆すべき1冊は、松垣透『破門 ただ今、落語家修行中』(リム出版新社)。立川流を破門になった雷門獅篭を中心に、前座から二つ目になるあたりの、噺家修行中の若者たちを追いかけたルポらしい。そして、談志師匠がこの本の上梓には深く関わっているらしく、後書きを寄せている。著者の方は、夕刊フジの記者とのこと。ちょいと面白そうなのと、ここで買っとかないとまたしばらくお目にかかれそうもないので(版元が小さいのでねぇ・・・)、購入に至った。
他にも、気になる本が数冊あったけれど、そちらはまた別の本屋さんでも出会えそうな気がしたので、今日は見送り。だいたい、まだ坪内さんの『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』にも手をつけられていないのだ。これ以上、新刊を買っても、ますます積み上がるばかりになっちまうので(笑)。

破門―ただ今、落語家修業中

破門―ただ今、落語家修業中