5月の「落語研究会」on TBS

土曜日に(正確には日曜日?)にOAされた「落語研究会」。志の輔さんの「八五郎出世」は、研究会のプログラムでは「八五郎出世”せず”」だったんだけど、放送では「八五郎出世」になっていた。
志の輔さんの「八五郎出世せず」で好きなフレーズはいっぱいあるのだが、特に、大家さんに行けば武士にお取立てがあるかもしれないと言われた八五郎が「侍なんてイヤだよ。紋付着て、袴ぁ履いて、こんなところに長いの二本指して、そのうえ道具箱じゃ歩きづれぇや」っていうところ。で、お屋敷に行ってから殿様に「望みはないか?」と聞かれて、道具箱を質屋に入れてしまって、仕事に行けないから、それを質屋から出してくれ、って言うところがまた、八五郎が大工という仕事に誇りを持っていることを端的に表していて、いいなぁと思うのだった。