江藤淳

またまた、上々堂さんネタ*1ですが。今日は、江藤淳の命日だそうで。江藤淳といえば、文芸評論の大御所で、奥様を亡くされた後、その後を追うように自殺という道を選んだ、という程度の認識だった。著書もほとんど読んだことがなかった私が、江藤さんの著書を読んだきっかけは、福田和也さん。福田さんを読むようになったきっかけが、坪内さん。「週刊SPA!」の「これでいいのだ!」の連載が始まったのがきっかけだったのか、その前から少しは読んでいたのか、その辺は、過去の日記を遡ればわかるのだけれど、今は省略。とにかく、福田さんを通じて、江藤淳という人に興味を持った頃には、すでに江藤さんはこの世を去った後だった。
で、まず読んだのが

妻と私

妻と私

だった。
その後、読んでみようかと思って、積んである本はあれこれあるのだけれど、なかなか読むには至っていない。ただ、検索をかけたら『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本 (中公文庫)』は、江藤さんの翻訳だったんだということに、改めて気づいたので、これは近々読みたい本のコーナーに移そう(笑)。