あれから20年

今日は、日航123便墜落事故から20年目。昨日あたりから、テレビはその話題をさかんに取り上げている。TBSとCXで特番が放送されるのも、20年を経てやっと、あの事故を題材とした番組を放送することができるようになったということか・・・。
20年前のあの日、出先で「何か大変なことが起きたらしい」ということを知って、自宅に戻ると日航機が行方不明になっていた。時間を経るごとに、状況は悪くなっていって、テレビの前から離れられなくなった。当初、長野県に墜落したのでは?と言われていたが、一夜明けてみると、現場が発見され、群馬県上野村御巣鷹山だということが明らかに。現場の映像をテレビで見ても、生存者4名が発見されたというのは、まさに奇跡だと思った。犠牲となった方々のなかには、坂本九さんもいらした。事故の状況が明らかになるにつれて、その機内の状況や、最後までなんとか機体を立て直そうと努力されたコックピットクルーの方たちの様子の凄絶さに、胸が締め付けられるようだった。そして、救出作業に当たった警察や自衛隊の方たちもまた、凄惨な現場に、何日も何日も活動を続けられたことを思うと、頭が下がる。しばらくして、ちょうどその年に群馬県警に奉職した従兄弟が、配属前で機動隊勤務だったため、あの現場の救出活動に行っていたことを知った。いきなり、普通に考えたらありえないような過酷な勤務につくことになった従兄弟はは、どんな思いでいたのだろうか? 
こんな事故は、二度と起きて欲しくない。
犠牲となったすべての方に合掌。