『風雲児たち 幕末編(6)』

風雲児たち 幕末編』の新刊が出ているのをすっかり知らないまま、7巻が出ているのをたまたま本屋で発見。でも、6巻が見当たらず、結局Amazonから取り寄せ。漫画の新刊情報をチェックしていないので、こういうことになるんだよな。
6巻は、前半が日米和親条約締結と松蔭の密航失敗、後半は龍馬の故郷帰還が題材。警備に当たった象山がアメリカ人を脅かすために力士を連れて行ったのが発端となって、相撲が開かれたっていうのが、おかしい。それまで、大男が多いアメリカ人が、日本人を威嚇していたのに、力士と彼らがとる相撲を見て逆にアメリカ人の方がびっくりしている。
龍馬の部分では、あの人斬り以蔵が出てくるのだけれど、時代小説などで描かれる以蔵とは違うのが、みなもとさん独自のキャラクター造形だなぁ。幕末編に入ってから、ギャグ注がないのが、残念。もっとも『風雲児たち』もワイド版で読んだから、ギャグ注がついていたのだけれど。

風雲児たち (幕末編6) (SPコミックス)

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