『狐罠』
オオ、あの連杖那智シリーズの作品が、ここでつながっていたのか!という展開に、思わず『凶笑面』を読み返したくなる。今回も、陶子は理不尽なものに敢然と立ち向かって行く。そして、知らなければよかったのかも、という事実に直面してしまう。その潔さがこのシリーズの良さなんだろうな。短篇集が2冊出版されているうち、1冊は手元にあるので、こっちを先に読むか、連杖那智シリーズを先に読むべきか、悩ましいところ。
- 作者: 北森鴻
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/05/12
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- 作者: 北森鴻
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