新春初わらい寄席 春風亭昇太・立川談春二人会@町田市民ホール

今年の初落語は、談春師匠と昇太師匠の二人会。町田は近いようで案外遠かった・・・。ロビーでは地元のなんとか囃子を演奏中で、甘酒なんかも振る舞われていた。

仲入り

一応、二人会と銘打ってはいたけれど・・・。まぁ、看板にちゃんと「初わらい寄席」とあるので、ね。談修さんは久しぶりに聞いたけれど、卒なく綺麗な高座であった。ただ、もうひと味欲しいなぁ・・・。
続いて、談春師登場。以前は談志師匠がこの1月4日の会に出ていたけれど、その後志の輔師匠に替り、今年はパルコで1ヶ月興行中なので、替りに呼ばれたというような話や、立川流新年会の思い出など、お正月にちなんだ話題をフッて「志ん朝師匠が『なんとなくお正月っぽい雰囲気がするんだよね』とおっしゃったネタを」ということで、「明烏」。もうこれは、すっかり自家薬籠中のネタと言ってよいでしょう。甘納豆の件で、ちょいと志ん朝師匠が顔を出す、といった御馳走ありつつ、今日も源兵衛さんと太助さんが結果的に、キリキリ舞させられる。
仲入り後は、太神楽。初めて見る芸人さんなので、多分、芸協に所属していらっしゃる方なんだろう。だいたいは同じようなネタだけれど、傘で茶碗を廻すというのが、目新しかった。
主任は、昇太師匠。毎年お正月恒例のテレビ話でひとしきり笑わせておいて、時節にぴったりの「宴会の花道」。昇太師匠の元気で明るい高座は、いつ拝見しても楽しいなぁ。
終演後、ロビーに出ると、談春師匠がCDにサイン中。
そうそう、「なんで、今まで会ったこともなかったような談春さんの弟子にまで、お年玉をあげなくちゃいけないんだ!」という昇太師匠の証言?から、新しいお弟子さんが入った模様。