銀座にて

松屋銀座で開催中の古本市に行ってみようかと、銀座へ。ところが、最終日で着いた時には既に撤収作業真っ最中であった・・・。なんか、古本買いについては、幸先悪しだ。
しかたないので、壱の蔵にちょいと寄って、姐さんと雑談をしてから、教文館へ。2階の取っ付きのフェアのコーナーでは、落語本のフェア開催中であった。しかし、めぼしいところは既に持っているし、持っていない本はちょいとお高いので、買えず。今日のお目当ては、『志ん朝の高座』だったのだけれど、なぜか見当たらず。それで、文庫の棚をチェックして、ちくま学芸文庫の棚から『うわさの遠近法 (ちくま学芸文庫)』を。そして、年末からずーっといつ買おうか機会を窺っていた『紙つぶて―自作自注最終版』を、ついに購入することに。レジのところにあった「図書」1月号もいただく。
今日はもう終了といくべきところなのだけれど、「彷書月刊」をまだ入手していなかったので、ブックファーストへ。雑誌のコーナーで無事1月号をゲットして、芸術コーナーに。無事『志ん朝の高座』を発見。それから京須偕充さんの『らくごコスモス―落語、昨日今日明日』も。それからぐるっと店内を一回りして、話題の新刊コーナーに、松浦弥太郎さんと長尾智子さんの『独白ニュースレター』という本がある。気になったので手に取ってぱらぱらとめくってみると、古本の話などもちょこちょこ出てくるので、勢いに乗ってこれもお買い上げ。
結局、今年の初買いは大散財となってしまったのであった・・・。