深夜寄席@末廣亭

実家の帰りに、さてと今日の深夜寄席は、どなたが出演かな?とチェックすると、菊可さんと歌彦さんのお名前が! それじゃあ行くか!と、新宿に出る。
早すぎたので、お茶をして時間をつぶして、末廣亭の前に戻ると、列はもう、隣の居酒屋さんの前も通り越している!

  • 才紫「代書屋」
  • 菊可「替り目」
  • 彦丸「おせつ徳三郎」
  • 歌彦「阿武松

最初は上手側の桟敷だけを開ける予定だったようだけれど、結局、下手側も開けて、ちょうどいい混み具合になった。歌彦さん曰く「僕が二つ目になった頃は、50人ぐらいのお客様でしたが、今日はその3倍も入っていただいて」とのことだったので、150人ぐらい入っていたってことですね。
歌彦さんの「阿武松」いやはや、面白かった。マクラで弟子入りした時のこととか、お相撲が好きで、時々見に行くなんていう話題をフって(呼び出しと、行事の真似つき)、ネタに。途中、くすぐりを入れつつ、それで噺の流れが途切れることもない。板橋宿の旦那の申し出も、一歩間違えると唐突になるのだけれど、この旦那がものすごい相撲好きということが伝わってくるので、旦那はいい人なんだなぁと素直に思える。歌彦さんの明るいキャラが生きていて、良かったなぁ。