落語研究会@国立劇場小劇場

第452回は、またも満員札止め志の輔師効果かなぁ?

仲入り

結局、ちゃんと聴けたのは・・・。
彦いち師匠の「お見立て」は、受けていたなぁ。英語まじり(でもわかりやすい英語なんだな、これが)っていうところが、味噌、かな?
扇遊師匠の「花見の仇討」は、このネタのスタンダードをビシっと見せていただいた、という感じ。
三太楼師匠の「天狗裁き」は、先日のちとしゃん亭でも聞かせていただいた、ネタ。今日は、最後の最後で・・・。
志の輔師匠の「新版 蜆売り」。たぶん、普通のバージョンの「蜆売り」を聞いたことがないと思うので、どこが新版なのかは、たすけさんのコラムを読んで、「ふーん、そうなんだ」と思うしかないのだけれど。
わたしの印象は、一言でいうと「あ、これって『野田版鼠小僧』とおんなじだ!」というもの(悪い意味じゃなく)。勘三郎さん(当時は勘九郎)の舞台を見ていて感じたのと同じような感情になった。いろんな設定や登場人物は違うのだけれど、なんかテーマが同じだというのが、はっきり感じられた。
ちなみに、マクラで「寿限無」の言い立てをきっちり演って「わたしだって、いえるんです!」と言った後、先日、笑志さんの会のゲストの時におっしゃっていた「寿限無」=「三菱東京UFJ」説になるのだけれど、これが進化しているんだなぁ。さすがだな。