『余寒の雪』

一日バタバタした後、深夜に帰宅。すぐにも寝られそうな気がしていたのだけれど、案外そうはならず、あともう少しというところまで来ていた宇江佐真理『余寒の雪』を読了。
女剣士と妻に先立たれた八丁堀同心を描いた表題作の「余寒の雪」、女相撲と小間物屋の旦那が描かれた「梅匂う」、大奥の御殿女中から商家の後添えに嫁いだ「藤尾の局」などが、特に印象に残った。

余寒の雪 (文春文庫)

余寒の雪 (文春文庫)