奥村書店にて

歌舞伎座に行く前に、何冊か歌舞伎・邦楽関係で探している本があるので、奥村書店に。一番欲しかった本は、ご主人に伺ったら「あー、その本はあまり見かけないですね」とのことであった。で、前々から買わなくちゃと思いながらなかなか買う機会がなかった『戸板康二劇評集』と、清元志寿太夫『清元ひとすじ』をやっと購入。『戸板康二劇評集』は『歌舞伎ちょっといい話』がおもしろいので、『清元ひとすじ』は今読んでいる『延寿藝談』がおもしろいので、ともにその勢いで(笑)。

清元ひとすじ―志寿太夫一代

清元ひとすじ―志寿太夫一代

それにしても、古本屋さんってスゴいですねぇ・・・。探している本について、ご主人に伺ってみたら「出版社がその本を出したらすぐに倒産しちゃったから、部数が少ないのかもしれないですね」なんていうお答えが、即、返ってきましたよ。奥村書店さんで扱う本の中でも、決してメジャーとは言えないと思われる本なのに・・・。
そうそう、昼の部の「外郎売」の幕見は、連日、札止めだというのも、奥村書店のご主人に教えていただいた。
ウーン、GW終わっても、状況は変わらないのだろうか? とりあえず、チャレンジしてみようかな、平日に。