はなし三人会@池袋演芸場

  • 開口一番 緑太「狸の札」
  • 菊丸「そば清」
  • ひな太郎「船徳

仲入り

菊丸師匠の「そば清」、おもしろかった〜! 「どぉ〜も〜」は、演者さんによって、微妙に雰囲気が違うんだけど、菊丸師匠のも好きだな。おそばを手繰るところもいろんなバリエーションがあったし。落げがわかりにくいこのネタ、仕込みのところで「この話は、ここが肝心ですから!」と強調。ウワサによるとそれでも理解できなかったお客がいたらしい(爆)。
ひな太郎師匠は、なーんか、誰かに似てないか?と思ったら、四万六千日に「船徳」をかけた小満ん師匠と、ちょっと声の雰囲気が似ていらっしゃる気が・・・。
師匠は、「鬼平」は相当ウケてたし、「両国」ではお客さんから「すごい!」という声は聞こえてくるし。文鳥舎の時よりも低い調子で合わせてあって、この方が粋な感じが強くなって、わたしは好きだなぁ・・・。あとで「変じゃなかったよね?」と聞かれたが、ぜんぜんそんなことなかった。
はん治師匠というと、ついつい「鯛」とか「ぼやき居酒屋」を思い出してしまうわけだけれど、古典も面白い。おかみさんのキャラがもうちょっと立っていると、もっと面白かった、かな・・・。