菊地寛賞

第54回菊地寛賞が発表になり、小林信彦さん、いしいひさいちさん、黒柳徹子さんと「徹子の部屋」、竹中文良先生などの受賞が決定したとのこと*1
竹中先生には、以前、仕事でお世話になったことがあり、年に1度位は赤坂でばったり、ということも。自らも癌を患ったご経験をもとに、早い時期から、インフォームド・コンセントやセカンド・オピニオンにも理解を示されていた先生は、患者とその華族の気持に沿った医療を目指して、「ジャパン・ウェルネス」というNPOを立ち上げられた。ユーモアに富み温厚なお人柄に、患者さんからの信頼が篤いドクター。
竹中先生、おめでとうございます!

医者が癌にかかったとき (文春文庫)

医者が癌にかかったとき (文春文庫)

癌になって考えたこと (文春文庫)

癌になって考えたこと (文春文庫)

続・医者が癌にかかったとき

続・医者が癌にかかったとき

小林信彦さんは、多方面での執筆に対してということだけれど、特に『うらなり』の執筆が、受賞理由として挙げられている。これは、ずーっと気になりながら、なかなか読む機会をつかめないままになっている作品。
うらなり

うらなり

いしいひさいちさんというと、まずは『文豪春秋』かな?
文豪春秋 (創元ライブラリ)

文豪春秋 (創元ライブラリ)