介護食革命
三味線の稽古をしながら、テレビに目をやると、「夢の扉」*1が始まるところだったので、しばし休憩しつつ、見る。
今回は、フランス料理の多田鐸介シェフが、もっとお年寄りに楽しんでもらえる介護食を作りたい、ゆくゆくは介護施設も作りたい、というテーマ。
さまざまな条件や事情で、制約が多い介護食に、フレンチのシェフの技術とセンスを加え、お刺身やステーキが食卓に上る。普段からこんな食事が提供できれば、それに越したことはないのだろうけれど、いろんな事情があって、そうもいかないのだろうなぁ・・・。でも、そういう食事をお年寄りが望んでいることは、食べた時の表情から、十分うかがうことが出来る。
毎日とはいかないまでも、週に何度、月に何度、といった可能なスパンで、こういう食事が出されたら、食べる喜びを改めて感じ、生きることに対して積極的になれるのではないかと思った。
多田シェフが老人介護施設を立ち上げる日を、楽しみに待とう。(お金を貯めなきゃね・・・笑)
丹念な取材をしたスタッフにも、拍手!
多田シェフについての記事*2
多田シェフが調理を担当した本
- 作者: 三浦敬三,三浦豪太,三浦雄一郎
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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