辰之助さんの写真集に巡り会う

ランチは珍しく小人数だったので、刀削麺に。我が部の新部長はとっても汗かきなので、汁ものかつ辛い刀削麺を召し上がったため、すごい汗だった・・・。あれこれ片付けて、大丈夫そうなので、イザ歌舞伎座。念の為電話で入り状況を確認すると「今からですと、お立ち見になるのは確実ですが・・・」と言われたけれど、拝見できればいいので、Let's go!! 勘三郎さんの踊りを堪能した後、奥村書店さんへ。いろいろと探し物がここでもあるのだけれど、なかなか見つからないものだなぁ・・・と思っていたら、ナント、辰之助さん(初代)の写真集が! ここで会ったが百年目ということで、ちょっと高かったのだけれど、思い切って購入。「あー、この方が今、生きていればなぁ・・・」としばし、感慨にふけってみたりして。本当は、そのまま練馬へ行ってしまおうかとも思ったのだけれど、そういう時に限って、突発事故が起こるので、万全を期して、一旦戻る。案の定「ア、忘れてた!」なことが発覚して、結局出掛けるのが遅くなり、遅刻してしまった・・・。
練馬の談志一門会は、談志師匠が意外にお元気そうで、行った甲斐があったというもの。客層は、地元の「談志を見ておこう!」という方々と、いつもの追っかけメンバーが入り交じった感じだった。
午後の歌舞伎座行き以降は、ひたすら昨日のお稽古の録音を聞きつつ、手を覚える。帰りは大江戸線に乗って、最寄駅のカフェでサラダと紅茶の夕食。食べ終えてから、太鼓の手をノートに書き出す作業を。細撥のところは、だいたいOKなのだけれど、太撥のところにまだまだ不安が・・・。ただ、「越後獅子」は唄と三味線がある程度入っている曲なので、「あー、ここにこの太鼓の手が当たるのね」というのを飲み込むのは、「五郎」にくらべると早いかなぁ?
カフェで隣のテーブルに座っていた女子は、待ち人から連絡が来ないのか、かなり前に食べ終えたと思われるサラダの器とクレープの皿に、空のワイングラスとスープのカップが。結構、酔っているようにお見受けしたのだけれど、それでも、またワインを買って来た。時々、テーブルにうつぶせになったりして、大丈夫なのか?と、他人ごとながら、ちょいと心配に。そのうち、待ち人からの連絡はもう無いと観念したのか、お一人で帰って行ったけど、帰り道で倒れなければいいなぁ・・・。
帰宅して、もはや三味線をさらえる時間ではないので、クッションなどを太鼓の高さにして太鼓をさらう。テレツク・テレツクは、やはり難しいなぁ。