コクーン歌舞伎「三人吉三」@シアターコクーン

楽日近くで、という条件でチケットを取ったので、6月に入ってからも長かった〜(笑)。先にごらんになった方のレビューを読まないようにするのに、苦労しました(爆)。
勘三郎さんは、やっぱりエラい! あのサービス精神、芝居が大好き!という気持ちがあふれてました。串田さんの演出も、歌舞伎の良さを残しつつ、テンポアップできるところは、アップして、お客がすんなり物語の流れに乗っかれるように、そして、じっくり見るところはじっくり見られるように、というリズムが感じられました。ただ、わたし自身は、もっとも歌舞伎のオリジンが残されていたと思われる「吉祥院の場」が、ちょっとしんどく感じられましたが・・・。
「大川端」の前に、物語の発端を説明する場面を2つつけ、そこに勘三郎さんや橋之助さんが、いわば“ご馳走”で登場しているのは、とてもよかったです。
来年も、またコクーン歌舞伎をやって欲しいなぁ・・・。