『観世寿夫著作集2』
山崎正和さん、観世栄夫さんなどとの座談会を呼んでいたら、「初心忘るべからず」と「初心にかえって」は違うという、寿夫さんの発言が・・・。
世阿弥はつねに、変化するということを念頭に、初心の頃のことを忘れてはいけない、と言っているけれど、初心にかえるということは、下手に戻るということだから、それではいけない、といったような意味のこと。
なるほどねぇ・・・。
- 作者: 観世寿夫
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1981/01
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