「黒談春」@紀伊国屋ホール

  • 謎の前座「力士の春〜噺家の春」
  • 談春「質屋庫」

仲入り

なんと、前回登場したコロ談春ハウスを模したウェットティシューが・・・。まだ、買う人があまりいないみたいで、前座さんが切なそうな顔をしていたので(笑)、とりあえず、1個お買い上げ。
プログラムを開くと、「やったーーー!豊志賀だぁーーーー!!」。同期会で「やろうと思ったんだけど」とおっしゃりつつ、なさらなかったので、近いうちにきっと、どこかで!!と思っていたので、これは嬉しい!
が、その前に、開口一番で、例の謎の前座さんが再登場するのも、これまた嬉しい(笑)。今回は「力士の春」。眼鏡をかけた前座さんが登場。「きっと、サザンシアターで昇太師匠が同じようなことをやってるだろうけど・・・」なんていう独り言?もありつつ。途中で、ちょっとアドリブを入れたら「あ、このキャラで違うこと言っちゃいけなかったんだ」などと・・・(爆)。そして、「力士の春」にインスパイアされた「噺家の春」。これが最高! いやはや、おかしかった。マニア向けの黒談春ならでは、なんでしょうね(といいつつ、白もかなりマニアの集会になってますが・・・)。

仲入り後、お待ちかねの「豊志賀の死」。今日の談春師は、のってました。そして、噺も半ばを過ぎたあたりで、スペシャルないれごと! もしかして、この話がしたくって、「豊志賀」を選びましたか〜???っていう感じがしなくもないですが・・・(笑)。イニシャルトークにするはずが・・・。馴れないことは、ね(笑)。そして、いよいよクライマックス。豊志賀の思いが・・・。鳥肌が立つっていうのとは違うのだけれど、はい、その思いの深さは伝わってきました。
これは、2007年7月31日限定の「豊志賀」かもしれないけれど、これが聞けただけで、今夜、紀伊国屋ホールに行ってよかった!!!と思えました。