「母べぇ」完成披露試写会

三津五郎様がお目当てなので、歌舞伎カテゴリーにしちゃいました(笑)。山田洋次監督の1月26日公開作品の完成披露試写会に、職場女子の伝でもぐりこみました。三津五郎様は、ひょっとして、歌舞伎座から抜けて舞台挨拶に???なんて思ったのですが、さすがにムリだったようです。
昭和10年台が主な舞台の作品で、三津五郎様は、特高警察に逮捕されてしまう独文学者の役。留置場を経て拘置所に入ってしまうので、出番は多くはありません。でも、役者としてはやりがいのあるお役だったのではないでしょうか・・・。ラストに、家族に宛てた手紙の朗読もありますし。
その妻で、女手ひとつで二人の娘を育てる主役を吉永小百合さん。この方の魅力、なんとなくわかったような気がします。あの存在感は、やはり、ちょっと真似できるものではないですね。
その女所帯を明るく支えるのが、教え子の"山ちゃん"。浅野忠信さんがこれまた好演でした。飄々とした役どころをみごとに表現していらしたと思います。
中盤から、ウルウルしはじめて、最後は泣かされちゃいました。楽しいけれど、切ない、そんな映画でございました。
詳しい配役・あらすじなどは、公式HP*1でご覧ください