「歌舞音曲」 シリーズ「歌 〜こころ響き合うとき〜」Vol.11@紀尾井ホール

先週の「追加」公演に続いて、今日が「本」公演でした。今日は、平場の席でしたが、実は先週の席の方がよかったかも・・・。前の人の頭が邪魔で・・・(T_T)。今回は、前回のメンバーに、太鼓の大川さん、大鼓の原岡さんが加わり、お笛は幸弘さん一人でした。大川さんの太鼓、大迫力でした。そういう場面を選んでいるということも、もちろんあるのでしょうが、観世流金春流の違いみたいなのが、な〜んとなくわかった気が・・・。
一調では、「小袖曽我」の源次郎先生がすばらしかった! あと、前回広忠さんが「抜擢しました」とおっしゃっていた川口さんの「花筐」もよかったです。舞囃子はやっぱり今回も味方玄さんの「天鼓」がいちばんステキでした〜♪ 最後のMCで登場した広忠さんも「綺麗でしたよね?」とおっしゃってましたが、ほんと、綺麗な舞でした。
今日は、前回のMCが長すぎたと言われたとかで、広忠さんのトークは、抑え気味でした。もうちょっと時間を気にせずおしゃべりした方が、きっと楽しいお話がまた伺えたのではないかと思うのですが・・・。
そして今日は「わたしは知ってるんだぞ!」的拍手をする方がいらして、もうちょっと余韻に浸っていたいのに!っていうところで早々と拍手が起きて、それがとても残念でした。