銕仙会定期公演@宝生能楽堂

今月は、お能2番とお狂言1番でした。「胡蝶」は、囃子方が太鼓以外わたくし的に・・・だったせいなのか、途中、落ちました(ーー;)
狂言「人か杭か」。万之介先生の「クイ クイ」が〜(笑)。寝転がってなお、謡う石田さんに「さすがだぁ〜」と。
銕之丞先生の「藤戸」は、大小がバッチリ! 銕之丞先生のどこが好きなのかなぁ???と思ったら、やっぱりハコビでした。好きなシテ方ワキ方狂言方のみなさまは、それぞれ、ハコビが美しいのでした。もちろん、皆様それぞれ、違うんですけど、拝見していて「あーー、綺麗だなぁ〜」って思うのです。
最後に、ワキのところに詰め寄るシーンでは、このまま本当に杖で殴り掛かるんじゃないか?!という緊迫感。その後に訪れる静けさが、この曲のハイライトでしょうかねぇ。なので、おシテが幕に入るぐらいまでは、余韻に浸っていたいなぁ〜と思ったのですが、銕之丞先生が橋懸かりにかかるやいなや!っていう感じで拍手をした方が1名・・・。誰も同調しなかったんですが、それでもしばらくしつこく、拍手してましたね、そのお方は。あーあ、残念・・・。