2009-05-17 『利休遺偈』 読了 千利休の遺言の書が、千家から消えてしまった。その行方を七代目表千家家元が追うというのが、縦筋。とはいえ、具体的な遺偈探しの部分は、全体の4分の1ぐらいかな? 出だしが一瞬『利休にたずねよ』を思わせる夢のことで、ちょっとびっくり。 今につながる表千家の茶道の体系を作ったのが、この七代目家元だそうで、七事式ってのはそういうものなのね、なんていうのは呼んでわかった。よく言えば読みやすい、悪く言うと突込みが足らない感じ。利休遺偈 (小学館文庫)作者: 井ノ部康之出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る