至高の華@国立能楽堂

玄祥先生が小書満載の「山姥」を舞われる! しかも三役が超豪華メンバーだし!ということで、国立能楽堂へ。
いやはや、やっぱり玄祥先生はスゴいわ・・・。面をかけていてあれだけの声量っていう点からも驚異的だけど、その上声よし、舞よしとくれば、まさに鬼に金棒。いつも最初はあの体のデカさが気になるのだけれど、曲が進んでいくにしたがって、それも忘れて、お能の世界に引きずり込まれているっていう感じ。昨日の「山姥」も、2時間ぐらいかかったと思うんだけど、まったく長さを感じることはなかった。
お囃子も、六郎兵衛さんのお笛、曽和さんの小鼓、元伯さんの太鼓と、ちょっと掛声がデカかったけど広忠さんの大鼓などというメンバーも、気合入りまくりだったし。
欣哉さんのワキもよかったし、百万山姥のツレもよかったし。
能楽堂で、三役が揃った時の玄祥先生は、見逃せない!と改めて。