『読んで、「半七」!(1)』

一日一半七のつもりが、最後は一気に2編読んでしまい、読了。「春の雪解」は、芝居でも見ているのだけれど、これはやっぱり好き。あと芝居ネタというと「勘平の死」。解説対談を読むと、これも六代目で上演されているとのこと。うーん、それは見てみたかった! 当代がお芝居でやってくれないかなぁ? わたしは少なくとも見ていないので、見てみたいなぁ。
「半七捕物帳」には、あちこちに芝居や浄瑠璃といったものをひょっと引いているところが出て来て、そういうのもまた、嬉しいところ。初めて読んだのは、高校生ぐらいの頃かな??? もはや、すっかり忘れていることが判明したので、手元にある「半七捕物帳」を引き続き読みたくなったけど、『読んで、「半七」!』の続きに、どんな作品が取り上げられるのかがわからないので、それまでのお愉しみにしようかなぁ?と思ったり。