菊ちゃんのチャリティー公演、行けなかった

朝、起きたがまだ熱っぽいので、体温計を探してはかってみたら、37度6分。それでも昨日の午後を思えば、だいぶ楽になった。
左頬と歯の痛みは引いたが、腫れは続いているので、歯医者へ。腫れの具合を見て、即、レントゲン撮影。たぶん、左下の親知らずとその手前の奥歯のどちらかか、両方かが原因で腫れていると思われるが、ここでは切開はできないし、親知らずも抜けない(歯茎の下に埋まっているため)から、口腔外科のある大学病院に紹介状を書くので、そちらに行ってくれとのこと。いくつかの病院名を挙げて、その中から選ぶか、個人的な伝手で違う病院に行ってもらってもいいが、といわれて、比較的混んでいないと思われるという公立病院を紹介してもらうことに。
電話で問い合わせてもらうと、午後の診療時間に予約を入れてもらって、紹介状を書いてもらい、一旦帰宅。口があまり開かないので、ウィダーインゼリーを飲んで、病院へ。
初診受付で手続きをして、口腔外科の受付へ。しばらく待っていると呼ばれて、診察開始。ざっと目視で診察した後、現状を記録するため写真を何枚か撮影しつつ、ドクターが検査のオーダーの電話をかけている。
血液検査とレントゲンとCT。どれも予約してないので、待たされるかもしれないけど、ごめんなさいね、というドクターに送り出されて、検査室へ。まずは採血。さすが総合病院の採血室の担当ナースは、上手だ。一発でほとんど痛みもなく、針をさしてくれた。
その後、別のフロアへ行き、レントゲンを撮る。CTは血液検査の結果が出ないとできないので、しばらくお待ちください、その間にヨード剤を使うので副作用の説明をしますということで、簡単な説明を受けて、同意書にサインする。血液検査の結果、OKになって、人生初CT。ふーん、CTってこういう風に撮るのか、ヨード剤は、注射のような感じで体内に入れるのかぁなどと思っているうちに、終了。
検査が終了したので、口腔外科に戻ると、抗生物質で炎症を抑えて膿を出すのが、先決問題なので、点滴で抗生物質を入れます、と。一日に3回も針を刺されたのも人生初体験。小一時間かかるので、診察室にいるもよし、待合所にいるもよし、ということで待合室にて本を読みながら点滴。
点滴が終わる頃、診察室に入り、検査の結果と現状の説明、今後の治療についての説明を受ける。原因は、歯茎に埋まっている親知らず。今は膿が蜂の巣状に散らばっているので、切開しても出せないので、まずはそれがまとまるのを待つ。膿がまとまったら切開して出す。膿が出て炎症がおさまったら、親知らずを抜歯する。ということで、「入院したら?」とすすめられた。「え?」というと「ここにいれば、冷房は一日中ついてるし、食事も三食何もしなくても食べられるから、休養をとるのにはいいですよ」と。まぁ、抵抗力が落ちているから、ここまで一気に悪化したということなのだろう。診察中に何度か「疲れてます?」と聞かれたし。しかし、この程度で即入院できるほど、ベッドに余裕があるのだろうか???
急に続けて何日も仕事を休むわけにもいかないので、入院はご辞退申し上げたが。「じゃあ、明日も点滴に来て下さいね。何時頃がいいですか? でも、薬の効きがよくなかったら、入院してもらうかもしれませんからね」と釘をさされた…。
飲み薬の処方箋も出してもらって、診察終了したら、外来の会計が閉まってしまったので、救急外来の方で支払いして帰ってね、と。ナースが「初めてだとわからないかもしれないから」と、近くまで送ってくれた。
院外処方だったので、病院近くの薬局で薬を出してもらって、帰宅。さっそくうどんを茹でて夕食をとり、薬を飲んで早々に就寝したが、普段の生活が普段の生活なので、12時過ぎに目が覚めてしまって、しばらく録画してあったドラマを見たりして、もう一度寝ることに。
あーあ、菊ちゃんのチャリティー公演、行けなかったよ…。