久しぶりにきもので外出

5時半起床。ビル群の向うから日の出が見えた。暑くなりそうだなぁ。
日録を更新したり、ネットを視廻ったりしていると、あっという間に7時。あわてて洗濯&土鍋でご飯を炊く。塩鮭と納豆とおみおつけのオーソドックスな朝ご飯。
時間が経つに連れて、湿度上昇。お風呂掃除と掃除をしたら、汗だくになり、シャワー。
午後は、文楽座学を国立劇場セミナー室で受講したあと、第二部を見る。ひさびさにきものを着て出かけた。暦的には当然単衣の時期なのだけれど、薄物でもまだセーフ?と思ったりもしたが、単衣の結城で。
座学では「伽羅先代萩」と「ひらかな盛衰記」の作品成立から今日までの歴史と、浄瑠璃本の読み方を中心に、お勉強。途中、地震が発生。学生の頃、多少は長唄正本や浄瑠璃本を読んだのだけれど、すっかり忘れてるなぁ…。神津先生が読み下してくださると、なんとなくは目で追えるけれど、一人じゃぜんぜん無理だな。ひらがなのくずし字に馴れるしかない!と先生も力説されていたけど、ほんとこれは馴れるしかない。その折の協力助っ人になってくれるであろう辞書を紹介していただいた。

くずし字解読辞典 普及版

くずし字解読辞典 普及版

先代萩」には「伊達競阿国戯場」とは別に「粧水絹川堤」という先行作があるのか…。そして、京都で初演された後、天明の大飢饉の発生を受けて、江戸で現在の「先代萩」のベースが初演なのね。京都本と江戸本では、同じ「先代萩」でも、こんなに違うのか。などなど、いろいろと面白いお話を伺う。
次回も参加したいぞ!な講座だった。
ちなみに、神津先生の紹介は早稲田大学高等研究所にあり。
結構ぎりぎりで小劇場に移動して、文楽二部を拝見。数年前、「ひらかな盛衰記」の神崎揚屋は見た記憶があるのだけれど、今回は宿屋と笹引きと逆櫓。歌舞伎でも逆櫓は出るけど、笹引きは初めて見た。「紅葉狩」は別の機会でいいので、「ひらかな盛衰記」は通しで見たかったなぁw。
帰宅して、夕食は豚の生姜焼きにキャベツの千切りとポテトのソテー。
またもや、寝落ちしたらしい。